日本財団「不登校傾向にある子供の実態調査」結果 日本財団が2018年12月に説明した「 不登校傾向にある子どもの実態調査」結果を参照しました。 不登校傾向にある中学生(年間欠席数は30日未満)は、全中学生の10.2%にあたる約33万人で、文部科学省が調査した不登校中学生の数の約3倍にあたるそうです。約10人に1人が不登校傾向です。 学校に行きたくない理由(身体的症状以外の要因)では、「授業が […]
緊急事態宣言が、再び延長しました。 先が見えない日が、続いております。 そんな中、子供たちは自宅にいる時間が増えています。 SNSなどを見ると、子供が料理に興味を持ち始めたり、手伝いをしてくれるようになったなどの書き込みがちらほらと見受けられます。 それを見て、焦る保護者の方や「どうしてうちの子は違うの?」などと思ってしまう方も、少なからずいらっしゃると思います。 この時期は、自己肯定感を高めたり […]
今、新型コロナウイルス感染症で、自宅待機や在宅ワークになってる方が増えてきています。 学生は通学せず、自宅学習となりました。 ニュースでは「コロナ離婚」などと言われるように、家族で過ごす時間が急に増えて、身近な人の行動や言動が気になり、それが時にはイラつかせたり喧嘩へと発展するようです。 不登校の子どもが感じる、新たなストレス さて、不登校児の場合はどうでしょうか。 元々、自宅で過ごす事が多かった […]
不登校の子供は、大抵が自分の部屋で過ごす事が多くなるでしょう。 その場合、接する人もごく限られた人(家族)になってきます。 悲しすぎる出来事があったり、イライラしたりと気持ちがかなり沈み込んでいる時期。 怒りや苛立ちの矛先が真っ先にむけられるのは、保護者になる場合があります。 不登校児を持つ保護者は、子供のためをと思って行動しています。 しかし、一番身近な存在だからこそ怒りをぶつけられやすいのも、 […]
皆さんは、アパシー・シンドロームやアパシー症候群という言葉を、聞いた事がありますか。 聞いた事がない方も、燃え尽き症候群やスチューデント・アパシー(大学生の無気力症候群)は聞いた事があるかもしれません。 ストレス社会・受験戦争でアパシー・シンドロームに陥っている方がいると、近年注目を集めています。 アパシー・シンドロームとは? 今まで意欲的に勉強をしたり、就職活動をしてきた人、仕事をしてきた人が、 […]
新型コロナウイルスにより、急に自宅で過ごすことになった子供たち。 春休み直前ということもあり、今後の経過にもよりますが約一か月前後、自宅で過ごします。 保護者の方は、お仕事でお家をあける方もいらっしゃるでしょう。心配ですよね。 子供たちは急に外に出る機会が少なくなり、生活も一転しました。気持ちが沈みがちになったり、イライラしたりする場合もあるかもしれません。 また、思った以上に休みが長期化したので […]
「平成29年度における児童・生徒の問題行動・不登校等の実態調査」を参考にしました。 東京都は、小学校1,282校、中学校625校、高校192校、特別支援学級62校あります。 小学校・中学校の不登校の人数 小学校の不登校は3,226人で、前年度より282人増加しました。出現率は0.56%で上昇。学校復帰率は25.6%で低下しました。 中学校の不登校は8,762人で、前年度より320人増加しました。出 […]
「平成30年度の公立学校における不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」を参照しました。 小学校・中学校の不登校生徒数 小・中学校における長期欠席者数は12,362人(10,964人)です。このうち不登校児童生徒数は7,584人(6,506人)で、1,000人当たりの不登校児童生徒数は13.9人(11.8人)でした。 過去5年の傾向として不登校児童生徒数は増加傾向ですが、全国の1,000人当た […]
文部科学省「平成30年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」が実施されました。 これに基づき、神奈川県教育委員会が「平成30年度神奈川県児童・生徒の問題行動等調査」として独自に調査項目を加え、県内全公私立小・中・高等学校及び特別支援学校を対象に実施した結果を参考にしました。 公立小学校・中学校の不登校の人数 神奈川県は、公立小・中学校長期欠席者数17,427 人 のうち、 […]
不登校の男女比は? 不登校の男女比は、ほぼ半々となっています。 小学校1年生から中学校3年生までは、男子がやや多いです。ただ、ほとんど差はありません。 高校は、女子がやや多い傾向にあります。 男子の不登校のきっかけは? 男子は、顕著に多い項目がありませんでした。 女子の不登校のきっかけは? 女子は、人間関係での不登校が最も多いです。そのうち、「友人との関係」が60.9%で最も多く、次に「親との関係 […]