コロナで学校の在り方を考えさせられます。
- 2020.06.23
- 原因・段階


学校への登校が、再開されました。時差で通学している学校や、時短をしている学校、通常通りに戻った学校など様々です。
オンライン授業は、不登校児は受けられるのか。
最近のニュースで気になったのは、「オンラインの授業は、コロナが理由で休んでいる人限定という福岡市教育委員会の通知について」です。
以前から不登校だった方の中には、オンライン授業なら受けられる方もいます。
せっかくオンライン授業が受けられるようになったのに、登校が再開されてからはコロナが理由ではないために、オンライン授業が受けられなくなった方もいます。
ただ、自治体によっては不登校児も今まで同様オンライン授業が受けられるなど、対応が異なるようです。
コロナにより、授業の受け方や在宅ワーク等が問われるようになった今、子どもにとっての最善の利益はなんなのか、と考えさせられます。
お子さんがオンライン授業を受けて活き活きしてきたり、学校に登校しようかなと思うようになったりすれば、お子さんも保護者の方も、もがいていた場所から一筋の光が見えてきたかと思います。

学校や勉強への関心が出てきた方も。
今までとは違う”オンライン授業”というアプローチ。
それにより、お子さん自身が学校への関心が少しずつ出てきたり勉強に気持ちが向いたりすることは、とても良い傾向です。
今、できる事。
色々と思うところはありますが、今できる事はせっかく向いた気持ちを絶やさない事、保つ事です。
勉強に気持ちが向いたのならば、オンライン授業が受けられなくても無料のアプリで勉強する方法もあります。
オンライン授業をしてもらえるに越したことはありませんが、アプリや動画、参考書や問題集、ドリル等でもやろうと思えばいくらでも勉強はできるのです。
気持ちを向けるまでが、本当に大変です。1か月で気持ちが向く方もいれば、数年たってもなかなか気持ちが向かない方もいます。
気持ちがむくようにあらゆる手段を使っても、子どもは思うようにはならないものです。
ですから、せっかく芽生えてきたお子さんの気持ちを絶やさないために、できる事は何なのかを考えてサポートしていきましょう。
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