不登校児も保護者も、自己否定をやめて自己受容をしましょう。

不登校児も保護者も、自己否定をやめて自己受容をしましょう。

私は「自己肯定感を高めましょう。」と、このブログの記事に書いてきました。

しかし、わかっていてもなかなか自己肯定感を高めるのが難しい方もいます。

そういう方は、まず自己否定をやめてみましょう。

自己否定をしていませんか。

私は自信がなくて不安が消えなくて、そういう時は自己否定をしていたのです。

自己否定をしている時を振り返ってみると、ついつい「どうせ・・・」と心の中で思ってしまっていました。

「どうせ私の気持ちなんて、誰もわかってくれない。」などです。

どうせ僕なんて・・・どうせ私なんて・・・と思っていませんか。

「いじめられたのは、自分がいけないからだ。」

「子供が不登校になったのは、私の関わり方がいけなかったからだ。」

そうではありません。

また、自己否定をしている人は、他人から褒められても素直に受け取れずに否定的になってしまいますし、否定的に答えてしまいます。

言霊の話を、たくさんしてきました。

怖いことに、ネガティブな言葉を発していると、どんどんネガティブの渦にはまっていってしまいます。

気持ちがどよ~んと落ち込んできます。

自己否定から抜け出すには。

1.言葉から変えてみましょう。

そこで、言葉から私は変えていきました。

「このままの私で大丈夫。」「きっとうまくいく。」「間違っていないよ。」と。

言葉をプラスにすると、不思議なことに思考もプラスになっていきます。

自分を救えるのは、自分です。

自分を信じていきましょう。

自己否定をするクセをなくしていくと、段々と自己肯定感を高めることに繋がっていくと私は思います。

2.理想と現実を、近づけていきましょう。

自分の理想を考えた時に、今の自分とはかけ離れていると思うと、自己否定してしまいがちです。

そのような場合には、理想と現実を近づけていきましょう。

理想が本当に今の自分に合っているのか、考える時間を作りましょう。

かけ離れている場合には、今の自分とはあっていないという事です。

理想を修正することは、恥ずかしい事でもいけない事でもありません。

所々で修正することで、理想と現実は近づいていくはずです。

自分の今の姿から適切な範囲の理想を持つ方が、自己肯定につながります。

成功体験を重ねる事で、自信をつけるのと同様に、理想を修正して楽しい人生にしたいですね。

自己否定をやめて、自己受容へ。

ありのままの好きな自分も、嫌いな自分も受け入れる事を「自己受容」と言います。

なぜ、嫌いな自分も受け入れるのか。

受け入れるという事は、認めるという事です。

それは、価値観が違うことや理解しがたい事についても、受け入れていける事に繋がるのです。

例えば、上手くいかなかったとき。

私の師事する心理カウンセラーの先生は「そういうこともあるよね。」と思うようにしましょうと、教えてくれました。

生きていれば、辛い事もたくさんあります。

そんな辛い時期でも「そういうこともあるよね。」

私もその様に思うようにしました。

嫌いな自分、大失敗してしまった自分に対して「そういうこともあるよね。」と思うと、自己否定をせずに受け入れる事ができそうです。

まさに、自己受容ですね。

まとめ

人生を幸せにするのは、自分自身です。

自分自身を苦しめずに、どんな自分も受け入れる事で、生きやすい人生にしていきましょう。