コロナで家で過ごす家族との距離。 自宅で不登校の子が感じる新たなストレス。
- 2020.04.12
- 原因・段階


今、新型コロナウイルス感染症で、自宅待機や在宅ワークになってる方が増えてきています。
学生は通学せず、自宅学習となりました。
ニュースでは「コロナ離婚」などと言われるように、家族で過ごす時間が急に増えて、身近な人の行動や言動が気になり、それが時にはイラつかせたり喧嘩へと発展するようです。
不登校の子どもが感じる、新たなストレス
さて、不登校児の場合はどうでしょうか。
元々、自宅で過ごす事が多かった子どもです。
自分の部屋は、安心できる居場所でした。
さて、コロナで生活が一変します。
・兄弟姉妹が気になります。時にはうるさいと感じることも。
・在宅ワーク中の親が、仕事中に話しかけられたり、思うように仕事がはかどらなくてイライラ
・家事が増え、思うように分担できずイライラ
・夫婦喧嘩
・家族が干渉してくる
・昼夜逆転や体調不良のためお昼過ぎまで寝ていると、怒られたりするかもしれません。
このように、いつもいない人がいるだけでも環境が変わるのに、家族が家の中でイライラしていると、敏感に感じとります。
不登校児は、家族の事がものすごく気になるものです。
夫婦喧嘩をしていたら、尚更神経をとがらせます。
今までは、平穏な昼間は確保できていましたが、急に確保できなくなりました。
そのことで、体調が崩れてしまうかもしれません。
新たなストレスを感じる事になるのです。
ストレスの怒りの矛先は、親よりも兄弟姉妹に向かう事が多いかもしれません。
兄弟姉妹の仲が悪くならないように、気をつけないといけません。

家族も、適度な距離が必要です。
不登校児は元々自宅で過ごしていたのだから、変わらないと思われがちですが、ストレスを感じています。
皆、目に見えないコロナウイルスの怖さや、いまだに手に入らないマスク、外出自粛などで、ストレスを感じています。
この状況で、ストレスをうまく発散する手段を、身に着けたいですね。
些細な事が積み重なってストレスにならないように、お互いうまくつきあいましょう。
うまく家庭の中で過ごしていくためには、お互い干渉しすぎない事や、気配り、優しさが大切になってきます。
これを機に、家族の在り方を見直すきっかけにもなりますね。

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