不登校になると、不登校を克服するまでに、どういった段階をたどっていくの?

不登校になると、不登校を克服するまでに、どういった段階をたどっていくの?

不登校には、段階があります。その段階によって体調がかわったり会話ができたり。

お子さんによりその時期の長さは、長かったり短かったりと様々です。

だいたい、このような下記の段階をたどっていきます。

ここでは、5つの段階にわけてお伝えしていきます。

5つの段階

前兆期…不登校になる前兆が見られます。学校には通ったり通わなかったりしますが、体に不調が出てきます。

腹痛や頭痛、吐き気、めまいなど。登校中に、体調を崩して帰宅する場合もあります。

お子さんの様子をよく観察することが、大切ですね。

初期…学校を休む事が多くなってきます。

学校を休んでいる自分に罪悪感を感じる時期です。

前兆期と同様に、体調不良も見られます。

本格期…学校にほとんど通わなくなる時期。

学校に行かないといけないと思う自分と、実際に行けない自分に葛藤したり劣等感を感じたりします。

また、とにかく不安でどうすればよいかわからない状態です。

イライラして暴言をはいたり、暴力をふるう場合も見られます。

ネットやゲームに、はまる時期です。

安定期…不登校になれたころ。本格期から、昼夜逆転する場合もあります。

心がだんだんと回復してきて、安定してきます。会話ができるようになります。

回復期…家族以外の人と、交流をするようになります。

例えば、適応指導教室やフリースクールといった学校以外の場所に通えるようになったり、塾や家庭教師について勉強をしたり。

また、学校について考えたりするようにもなります。

将来について考えて不安になる子も多いでしょう。

まとめ

段階によって、言葉がけや登校刺激の与え方が変わってきます。

登校刺激については、他の記事で書きますのでぜひご覧ください。

個別でのご相談を受け付けております。一緒に考えていきましょう。