不登校になると、不登校を克服するまでに、どういった段階をたどっていくの?
- 2019.12.27
- 原因・段階


不登校には、段階があります。その段階によって体調がかわったり会話ができたり。
お子さんによりその時期の長さは、長かったり短かったりと様々です。
だいたい、このような下記の段階をたどっていきます。
ここでは、5つの段階にわけてお伝えしていきます。

5つの段階
前兆期…不登校になる前兆が見られます。学校には通ったり通わなかったりしますが、体に不調が出てきます。
腹痛や頭痛、吐き気、めまいなど。登校中に、体調を崩して帰宅する場合もあります。
お子さんの様子をよく観察することが、大切ですね。
初期…学校を休む事が多くなってきます。
学校を休んでいる自分に罪悪感を感じる時期です。
前兆期と同様に、体調不良も見られます。
本格期…学校にほとんど通わなくなる時期。
学校に行かないといけないと思う自分と、実際に行けない自分に葛藤したり劣等感を感じたりします。
また、とにかく不安でどうすればよいかわからない状態です。
イライラして暴言をはいたり、暴力をふるう場合も見られます。
ネットやゲームに、はまる時期です。
安定期…不登校になれたころ。本格期から、昼夜逆転する場合もあります。
心がだんだんと回復してきて、安定してきます。会話ができるようになります。
回復期…家族以外の人と、交流をするようになります。
例えば、適応指導教室やフリースクールといった学校以外の場所に通えるようになったり、塾や家庭教師について勉強をしたり。
また、学校について考えたりするようにもなります。
将来について考えて不安になる子も多いでしょう。

まとめ
段階によって、言葉がけや登校刺激の与え方が変わってきます。
登校刺激については、他の記事で書きますのでぜひご覧ください。
個別でのご相談を受け付けております。一緒に考えていきましょう。
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