不登校の子へのお小遣い。皆さんはどうしてますか。

不登校に限らず、お小遣いをあげていますか。

私の失敗談をお伝えしたいと思います。
お小遣いは、定期的にあげる方が良い?
我が家は、不登校になる前から、定期的に決まった額のお小遣いはあげていませんでした。
ほしいものがあった際に、その都度あげる方式です。
さて、この方法は大失敗でした。
なぜなら、お小遣いをためて、何か月後にはいくらになるから買いたいもののために頑張って貯めよう!など、先の見通しが立たないからです。
楽しみが減ってしまいます。
お金の管理という面でも、子供がお小遣いの中でやり繰りをして失敗し、勉強していく事ができます。
「本当は少し高額の物を買いたかったのに、ついつい衝動買いしてしまって、買いたいものが遠のいた」という経験は、のちに役立つかもしれません。
我が家では、不登校になって一年がすぎたあたりから、子供と相談してお小遣いを決めました。
月に2回、毎月1日と15日にいくら、という具合です。
お小遣いは、子供と相談して決めたいですね。
子供が納得しないと、やはりよくありません。
中学生以上になると、考えもしっかりしてきます。
自分の意見も持っています。
最初にお小遣いについて相談した際に、1カ月どの程度必要なのかを知る期間を設けると良いでしょう。
そして、話し合いをしてお小遣いを決定します。
相談する際には、もしもどうしてもお小遣い以上のお金が必要になったら、お小遣いとは別に話し合いをする時間を設ける事も約束します。
「親が勝手に決めたから」という状況は、避けたいですね。
我が家で、お小遣いを定期的にあげてから変わった良いこと。
不登校で、当時は引きこもりにもなっていました。
お小遣いを定期的にあげることにしました。
数カ月が経過した頃、買いたい物があったようで、平日の午後に本屋に出かけるようになりました。
引きこもりから抜けだした瞬間でした。
親がなかなか誘っても、「行きたくない」「外に出たくない」という事が多かったのですが、自分から行きたいと思うようになったのです。
それからは、買いたいものが電車に乗っていかないと売っていないと言い、ちょくちょく出かけるようにもなりました。
買い物をするときに、店員さんとも接します。物がない場合は、聞く時もあるでしょう。
家の中や身内以外の、外の人と接する機会が出来た事や太陽の光を浴びる事に当時は本当に嬉しく思いました。
定期的に、見直す時間を設けましょう。
最初は、3カ月経った時点で、お小遣いについて見直す時間を持ちましょう。
また、中学生から高校生にあがると状況も変わってきます。
定期的に見直すとよいでしょう。
まとめ
話し合いを持つ事で、一人の人間として親は見てくれてるんだと感じます。
子供扱いをせずに、「あなたの意見はどうなのい?」と聞くとよいでしょう。
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