ゴッホの絵と色の心理。色を上手く日常生活に取り入れましょう。


先日、保健師さんの話の中で、有名画家ゴッホの色使いと心理が少しだけ話題になりました。
私は絵画が好きで、時間を見つけては美術館に足を運んでいます。
ゴッホの星月夜、アイリス、糸杉と星の見える道…などとっても素敵ですね。
さて、ゴッホの絵と心理学。
なぜこの話をするのかというと、不登校児の家に色を上手く取り入れてほしいからです。
ゴッホがゴーギャンと暮らした黄色い家は、自分の耳を切った舞台ともなり、とても有名です。
そんな彼の絵は、黄色と青があまりにも多いのです。
ゴッホのひまわりは、いくつもありどれも惹かれる絵です。真っ先に黄色が目に飛び込んできます。
黄色と青が多いのは、色覚だったからだとか安い絵の具しか買えなかったからなど言われていますが、ここでは色についてみていきましょう。
黄色は太陽のイメージ。元気の出る色です。
寒色、興奮色、進出色
青色は、海など自然のイメージ。気持ちが落ち着く効果があります。
暖色、鎮静色、後退色です。
黄色と青色のように反対色の効果は、きれいに見える事やお互いを引き立てる事ができます。
ポスターで反対色を取り入れると、インパクトがありますよね。
色にはそれぞれ効果があるので、不登校で家にいる時間が長い場合にはうまく活用したいですね。
オレンジ色は、温かみがあります。また、傷ついた心を癒す色でもあります。食欲増進効果があるので、キッチンや食卓に取り入れるとよいでしょう。
緑色はリラックス効果があります。心身のバランスを整えてくれる色です。トイレマットを緑色にすると、落ち着ける空間になります。不安な心の時には、お部屋に観葉植物を置くのが良いでしょう。寝室にも取り入れましょう。
ピンク色は幸せや愛情。洋服に取り入れると良いでしょう。
まとめ
色は、人の感情に働きかけてくれるようです。カラーセラピーがあるくらいですから、効果が期待できそうです。ただ、何事もバランスが大切なので偏りすぎない方がよさそうですね。
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