不登校から定時制高校へ。神奈川県の特徴ある定時制高校をご紹介。

不登校から定時制高校へ。神奈川県の特徴ある定時制高校をご紹介。

定時制の神奈川県立高校には、定時制普通科を設置する学校が13校。そのうち単位制は6校。定時制総合学科(単位制)が5校。定時制専門学科(学年制)が農業が1校、工業が2校あります。全部で定時制高校は21校。

定時制の市立高校は、7校あります。うち総合学科が2校。

たくさんあるので、今回はその中から、特徴のある定時制高校を3校ご紹介します。

1.神奈川県立厚木清南(せいなん)高等学校

単位制のフレキシブルスクールとして、平成17年厚木南高校から名称を変更。2学期制。県央地域最大の定時制高校。

全日制、定時制の6時間(90分×6)の時間帯に、通信制の学びシステムを加えた、全国唯一の3課程一体の単位制普通科高校です。

数学I・コミュニケーション英語Iは習熟度別授業を行っています。またタブレット端末等のICT機器を利活用した多様な授業が魅力です。

3年での卒業可能。全日制・通信制の授業も受けられますが制限はあるようなので、確認が必要です。 

スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーによる相談を受けることができたり、教科書代の還付や、奨学金などの支援体制が充実しているようです。

2.川崎市立川崎総合科学高等学校

高層校舎の学校。平成5年4月に川崎市立工業高等学校の名称を、川崎市立川崎総合科学高等学校と変更。

Hクリエイト工学科・商業科での2科募集。

クリエイト工学科は電気・電子コースと機械コースがあります。

少人数授業で、資格取得をサポート。有職生徒には、教科書代や給食費の補助制度があります。

全教師がカウンセラーとして、教育相談を重視しています。

川崎駅西口北バスターミナルよりバス。武蔵小杉駅よりバス。

3.横浜市立横浜総合高等学校

単位制。3つの時間帯に展開している総合学科高校。2002年開校。

午前(1部)・午後(2部)・夜間(3部)にそれぞれ4時間ずつ授業が行われます。4年で卒業ですが、他の時間帯をプラスすることで、3年で卒業が可能です。

普通科目以外に、3系列の専門科目(エンジニア、ビジネス、生活文化)を学ぶ事ができるのが、特徴です。

2018年度 1部144名、2部108名、3部107名の生徒が在籍しています。

まとめ

3課程一体や、3年で卒業可能、専門分野が学べる高校は魅力的ですね。

昔とはニーズも変わってきたようで川崎市では、夜間部が定員割れしているので縮小し昼間部の定員を2倍に増加するかを、検討しているようです。

何を学びたいか、どの時間帯に授業を受けたいのか柔軟に対応する定時制高校が増えてきたように思います。

自分に合った高校が見つかるとよいですね。

個別にご相談を承り中です。