不登校 逃げてもいいんだよ、と伝えたいです。どんなあなたも愛してる。


不登校になった方は、何かしらのきっかけや原因があります。
それは、いじめかもしれないし、体調不良がきっかけだったかもしれません。はたまた、家庭環境や学校の先生、勉強についていけない、部活など人様々です。
統計を見ると、「いじめ以外の友人関係」がどの世代も、男女共に上位を占めています。
原因がわかり、すぐに解決すればよいのですが、なかなかそう容易くはありません。
さて、そんな状況の時、子供は学校に行きたくないと言ったり、何らかのサインを出します。体調に現れるようにもなります。
そんな時、保護者の方はまず寄り添いたいですね。むやみに「学校にいきなさい」とばかり言わない方が良いでしょう。
理由を言いたくない様子なら、見たり感じたりした事を言葉に出して代弁してみましょう。
「行きたくない理由がありそうだね。」「心が疲れちゃったのかな。」「苦しいね。」
子供の味方になれるのは、家族です。そして、状況によって「逃げてもいいんだよ。」と伝えてあげてほしいです。
命を落としたり、心が壊れてしまうくらいなら逃げましょう。
それは、決して格好悪くありません。身を守る術です。
思春期の頃は、どうしても学校が全てだと思ってしまいます。
学校以外にも、外の世界があることを会話の中で伝えたいですね。
学校に行かなくても、不登校から社長になり成功している人もいます。
まずは命を優先。
いじめられて、親に言ったら心配かけてしまうと思い、一人で抱え込む子がいます。心配はかけていいのです。親なのですから。
いじめられた事や不登校になった罪悪感で、自分が悪いと思う子がいます。決して悪くはないのです。自分を責めてはいけません。
そして、一番大事な事。
どんなあなたも愛していると。学校に行くから愛しているのではない。成績が良いから愛しているのではない。自分の中で良い時も悪い時も、人間生きていればあるのです。
どんな状態のあなたでも、愛している。ありのままでいいんだよ、と伝え続けていきましょう。
子供は、味方なんだとわかると段々と心を開いてくれます。
メッセージを送りつづけましょう。
言葉にしても、紙で書いてもよいのです。
伝え続けていく事が大切だと考えます。
-
前の記事
人の目が気になるのは、気を遣いすぎ? 2020.09.09
-
次の記事
ゴッホの絵と色の心理。色を上手く日常生活に取り入れましょう。 2020.09.11
コメントを書く