中高一貫校。中学で不登校に。卒業はできるの?一貫の高校にあがれるの?
- 2019.12.12
- 中高一貫校


中高一貫校に入学をして、不登校になった場合、一体どうなるのか気になりませんか。
まず、出席日数が足りないことが気になりますよね。
また、定期テストを受けている場合と、まったく受けていない場合。
それぞれの学校での基準があるようです。

中学2年の夏、遅くても秋には学校側に確認をすべき事項!
学年主任やもう少し上の先生に、必ず確認すべき事項です。
というのは、担任の先生が新人の先生だと情報が不確かな場合があるからです。
その不確かな情報のまま中学3年生になったら、大変なことになります。
そう、手遅れに。
確認事項は「この状況で中学校は卒業できるか」という事。
学校によっては、中学校を卒業と認めないという、厳しい学校があるのも現実です。
その場合、中学校卒業程度認定試験(中卒認定)を受けなければ中学卒業を認めてもらえません。
卒業証書がもらえないという事です。
これは、かなり重大なことです。
一貫の高校に進学できなくても、通信や定時制に転校しようと考えている方。
中学卒業認定試験は、年に数回しかありません。また、順調に試験を受けて見事合格したとしましょう。
しかし、高校生になれるのは、同級生の一年遅れになってしまうのです。
そして、試験科目は、中学校の国語・社会・数学・理科・外国語(英語)の5教科です。
10月下旬に試験があります。
ちなみに中学校卒業程度認定試験は、令和元年10月24日木曜日に行われました。

中学卒業ができない場合、どうしたらよいの?
中学卒業認定試験をうけるか、あるいは公立の中学校に転校するという2択となります。
転校した場合、公立の中学校ですと卒業ができます。
ですから学力に自信がない方や、1学年下になりたくない場合は、公立への転校がよいでしょう。
まとめ
中学校を卒業できるのか、できないのか。
これは今後の進路を左右する重要事項です。
学校側に遠慮せず、確実な情報を遅くとも中学2年生の秋までには知っておきましょう。
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