3月末の心の整え方 変化の多い季節に。


3月末の心の整え方
こんにちは。3月末は、卒業や進級といった節目の時期です。不登校のお子様をもつ保護者様にとって、この時期は特に心が揺れ動くかもしれません。「うちの子は大丈夫だろうか」「新年度から変われるだろうか」と、期待と不安が入り混じる物です。そんな時こそ、保護者様自身の心を整え、穏やかにお子様と向き合う事が大切だと考えます。
【@nifty光】
1.「変化しなくても大丈夫」と思う事
春は環境の変化が多く、不登校の子供にとってはプレッシャーが大きくなります。「新年度からは学校に行けるようになってほしい」と願うのは自然なことですが、変化を強く求めると子供は焦りを感じてしまいます。「変わらなくても大丈夫」と思えると、保護者様の気持ちが落ち着き、お子様にも安心感が伝わります。
2.「今の気持ち」をうけとめる
3月末は、保護者様自身も他のお子様と比べてしまい、焦りや不安を感じる事があるかもしれません。その気持ちは拒否せず「今、私はこう思っているんだな」と受け止める事が大切です。無理に「気にしないようにしよう」とすると、かえってストレスが増してしまいます。自分の気持ちを大切にする事で、お子様の気持ちにも寄り添いやすくなります。
3.「小さな一歩」を見つける。
大きな変化ではなくても、お子様が日常の中で出来たことを見つけてみましょう。「今日は好きなことを楽しめた」「家族と笑顔で話せた」など、小さな一歩を認める事が、お子様の自己肯定感を育てます。そして、それを保護者様自身も喜べると、家の中の雰囲気がより暖かいものになります。

4.「保護者様も自分を大切にする」

保護者様自身の心の余裕が、お子様にも良い影響を与えます。時には、ひとりの時間を作ったり、好きなことをしてリフレッシュしたりすることも大切です。保護者様が笑顔でいることが、お子様にとっての安心につながります。
まとめ
3月末は、気持ちが揺れやすい時期ですが、「変わらなくても大丈夫」「今の気持ちを大切にする」「小さな一歩を認める」「保護者様も自分を大切にする」ことで、少しずつ心が穏やかになります。不登校の道のりは人それぞれですが、焦らず、一歩ずつ進んでいけるといいですね。保護者様自身が安心して過ごせることが、何よりもお子様の力になります。
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