あたたかいスルーとは!困った行動への対処法


皆さん、こんにちは。毎日暑いですね。
さて、不登校のお子さんがいると困った行動を起こす・・・と悩まれた事はありませんか。
例えば、大きな音を立てる、わざと床をどんどんと踏み鳴らして(地団太を踏んで)マンションの下の階の人に怒られないのか心配、壁や障子をこわす、ドアを蹴る・・・などなど。
イライラしていると物にあたる事もしばしば、しかし隣の部屋でその音や声を聞いているとびっくりしますし、時には怖いですよね。段々と体格も大きくなり力も強くなってきますから、早い段階で困った行動をどうにかしたいものです。
困った行動を減らすには。
- 1-1 良い事をしたときは、褒めましょう

この様な困った行動。どうにかして減らしたい、ゆくゆくは「なくしたい」と思いませんか。
まず、望ましい行動をした際は、ほめる事!「いつのまにか、洗濯物を取り込んでくれた」「部屋を掃除している」「勉強をしている」「しっかりと返事をする」「挨拶をする」など、普通の事に思うかもしれませんが、それは望ましい行動なので、すかさず褒めましょう!その時は、「偉いね」ではだめです。何をほめられたのか、わかるようにどこが良いと思ったのかを伝えていきましょう。例えば、「洗濯物を取り込んでくれて、助かった。ありがとう」と言われれば何をほめられたのかわかりますし、助かったと言われると「役に立ったんだ」とわかり、「自己肯定感が高まる」事に繋がります。そうすれば、またやろうと思ってくれれば嬉しいですね。

- 1-2 困った行動をした時には、あたたかいスルー(あたたかい無視)!
次に、問題の困った行動を減らすには、、、これは、命に関わるような事など危険行為を除いた問題行動の事です。例えば、時間が近づいているのに、いつまでたっても出かける支度をしない、暴言をはく、癇癪をおこす、悪口を言うなどです。
その様な場合は、基本的には「あたたかいスルー(無視)」をします。これは、あたたかい目で見守りながらも視線をお子さんに向けないようにし、無視をします。なぜなら、「気を引きたいから」そのような行動に出るのです。お子さんの方に注目をしない事です。結構スルーをするのは大変です。ついつい声をかけたくなってしまいます。「早くしなさい」「勉強しないとだめでしょう」と言いたくなってしまいます。しかし、暴言を吐かれてもスルーをしましょう。
ただし、命の危険が伴うような際には、声のトーンを落として「やらない」と端的に伝えましょう。
- 褒めるタイミングが大事!
そして、望ましくない行動をやめ望ましい行動をしたら、すかさず褒めるのです!このタイミングがとっても大切です!後から褒めても効果はありません。すかさず褒めるのが鉄則です。

まとめ
良い行動は褒め、困った行動は無視をしましょう。これを繰り返すと、困った行動は減ってきます。良い所を見つけて褒める習慣をつけていきましょう。最初は大変ですが、応援しています。
-
前の記事
断捨離のススメ!心がすっきり 不思議なパワー! 2024.05.18
-
次の記事
新しい年が始まりました。焦らず一歩を大切に! 2025.01.13
コメントを書く