知りたい!私立の中高一貫校のメリット・デメリット。学業以外の面
- 2019.11.05
- 中高一貫校


私立の中高一貫校、一体どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
前回は、学業面でのメリット・デメリットをあげました。
今回は、学業以外の面を考えていきたいと思います。
学業面以外のメリット
①中学受験を終えたばかりで入学します。次の受験は6年後。
その6年はじっくりと、部活に打ち込むことができるのです。
学校によっては、中学生と高校生が一緒に部活をやる所もあれば、中学生と高校生は別々に行う所もあります。
高校受験の場合、中学で打ち込んでいた部活に高校でも入った場合、今までの方針と違って戸惑う事が起こるかもしれません。
中高一貫校では、その心配がありません。
また、部活動の数が多かったり、特色のある部活があったりします。
興味のある部活動が、見つかりそうですね。
②深い友達づきあいができます。
6年間、部活に勉強に一緒に過ごすので、深い絆ができる子もいます。
中高一貫校では、課外活動に力を入れていたり修学旅行は海外に行くところもあります。希望すれば留学できる場合もあります。
そういう体験を通して、友情を築いていけるのです。
③環境が良いです。
学校にもよりますが、勉強の設備が整っており充実しています。建物が綺麗な所が多いです。トイレがきれいだと、気持ちよいですよね。
鍵付きのロッカーが使用できる学校もあるので安心ですし、警備員もいます。
カウンセラーが常駐していたり、定期的にくる学校もあります。
④高校生と接する機会が多いため、受験を肌で感じることができるのはかなりのメリットだと思います。
実際に、自習室などで勉強している姿を目にしたり、受験の話を聞く機会があるのはメリットですね。

学業面以外のデメリット
①受験が6年後なので、中だるみする子もでてきます。
公立中学の子は英検などの資格を取り、受験勉強に励みます。部活は中学2年生で引退して受験に臨む場合が多いため、ゆったりと打ち込むことができません。
また、中学生と高校生が一緒に部活をやる場合は、中学3年生でもまだまだ上がいるのです。引っ張っていく立場にはまだなれません。
②友達と会わないと、6年間は厳しいかもしれません。
ですが、高校受験を行う所は少ないですがありますので、そこで生徒の人数が増えます。
中学から入学してきた子供と、高校から入学してきた子供を同じクラスにしないなど、カリキュラムを分けている学校も見受けられます。
③電車通学をする子が多いので、通学時間が比較的長くなります。しかし、視野が広がる事間違いなしです。
重たい教科書類を持っての通学は、体の小さい子供には特に負担になります。そのことで、不登校になる場合もあるのです。

そういう場合はロッカーに荷物を置かせてもらうなど、担任の先生と相談するのが賢明かもしれません。
教科書を、毎日すべて持ち帰らなければならない決まりがある学校があります。
④デメリットはないと思います。
まとめ
時代は変わって、今は高校受験ができる私立の中高一貫校は少ないです。
部活に6年間じっくり打ち込みたい子や、子供に合っていると思える環境を求めるのであれば、中高一貫校はおススメです。
相性があるので、文化祭や体育祭、学校説明会などで雰囲気を見に行ったり学校の方針を聞くことをおススメします。
迷われている方、個別相談を受け付けております。
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