不登校で中学卒業認定試験を受ける場合、試験はいつ行われるの?知りたくありませんか。
- 2019.12.13
- 中高一貫校


中学校卒業程度認定試験という言葉を聞いたことはありますか。
文部科学省のホームページによると「学校教育法第十八条の規定により、病気などやむを得ない事由によって保護者が義務教育諸学校に就学させる義務を猶予又は免除された子等に対して、中学校卒業程度の学力があるかどうかを認定するために国が行う試験であり、合格した者には高等学校の入学資格が与えられます。」とあります。
試験の日はいつごろにあるの?
直近では、令和元年10月24日(木曜日) に試験がおこなわれました。
出願期間や合格発表は、以下のとおりです。
・ 出願期間 令和元年8月19日(月曜日)から9月6日(金曜日)まで
(注)9月6日(金曜日)の消印有効
・ 合格発表 令和元年12月2日(月曜日)発送予定
(お手元に届くまでには数日かかる場合があります。)
次回の試験日程については、ご自身で必ずご確認ください。

受験資格
受験資格については、必ずご自身で調べたり、文部科学省に問い合わせをしてご確認ください。
やむを得ない事由と認められた場合、受験資格が得られます。
試験科目は?
試験科目は、中学校の国語・社会・数学・理科・外国語(英語)の5教科です。試験内容は、「中学校で履修した場合と同程度ですので、教科書などを参考に準備してください。」とあります。
文部科学省のホームページに、過去問のリンクがはられているので嬉しいですね。
また受験者は、1回の試験において必ずしも全部の試験科目を受験する必要はありません。
また一部の試験科目に合格した方は、次回の試験では、その科目の受験が免除されます。
試験の場所は?
試験は、各都道府県ごとに設ける試験場で行われます。
会場により、うわばきが必要な場所もあります。
受験票と一緒に送付される注意事項に詳細がかいてあるそうなので、筆記用具や受験票など、持ち物を必ず確認しましょう。
注意点
順調に合格したとして、高校に入学できるのは同級生の一年おくれとなります。

まとめ
年に1回、試験が行われるので出願期間等に気を付けましょう。
受験料が無料なのは助かりますね。
受験資格や当日の持ち物については、しっかりと確認をしてください。
不登校で中学が卒業できないとわかると、親子共々パニックになるものです。私はそうでした。匿名で個別の相談を受け付けております。
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